2024年産 うるち米ユメシナノのご紹介

コシヒカリと空育143号の交配により長野県で育生されたお米です。

 飯麓農家の野菜はもちろん、お米も有機栽培です。農薬、除草剤、殺虫剤など一切使っていません。肥料は植物堆肥、2条刈りコンバインで収穫、乾燥はお米に優しい遠赤外線乾燥機です。

 夏は15℃前後、冬は2℃を下回らないように空調を設定し、籾で保存、発送当日に籾摺り精米し、お客様へお届けしています。

水稲栽培記録

9月24日から10月1日、 稲刈りをしては一晩乾燥を3回繰り返しました。田んぼは、2反(2000㎡)の耕作放棄地を再生、総面積は6反半(6,500㎡)となりました。

9月23日、 稲刈り直前、写真下左:再生田んぼ、写真下右:継続田んぼ。穂の垂れ方に歴然と差がある。左は田表に穂がすれすれ、右は余裕で立ち上がっている。数年間雑草が生い茂っていた田んぼは、栄養が豊富なようです。

8月、結実し、登熟へ。

7月末、出穂、そして開花。

7月20日前後、中干、水を切って田表を乾かします。土が締まって台風や夕立にも倒伏しにくくなり、根に酸素が供給されて元気になります。

6月から7月初旬、歩行式除草機で草取り。乗用除草機を試用してみましたが、取れた雑草が苗に覆いかぶさり、水中で死んでしまった苗が散見され、最終的には歩行式に戻りました。

6月4日から6日 田植に3日間。

6月3日 苗代

5月9日 緑化終了

5月3日 トレーを並べて不織布を被せて潅水。その後シルバーのポリフィルムで覆って苗が緑色になるまで太陽光調整。今年は初日に40℃超え、心配しました。

5月3日 播種したポットトレーを150枚並べました。

 種籾を60℃温熱水で10分間消毒、イモチ病などの病原菌を排除し、10℃の湧水に10日間浸漬、30℃温水で少し芽を出させ(催芽)、培土を詰めたトレーに播種します。おおむね30日で田植が出来る大きさまで生長します。